2013年9月22日日曜日

第十一回目数理物理セミナ(飯高茂先生(元学習院大学教授)によるレクチャー)

2013年9月21日、第十一回目の数理物理セミナとして、タイトル『代数曲線の幾何学』のセミナを、講師として飯高茂先生をお招きして行いました.多くのトピックを交えながら、

・円錐曲線が代数幾何学の原点にあり、すべて(複素射影空間内の)直線に双有理同値となること
・代数多様体の双有理分類は種数から始まり、複素次元1(代数曲線)では種数と双有理同値分類が一致すること
・複素次元2(代数曲面)では、種数だけでは双有理分類を識別できないこと
などの話をされ、

・小平次元
・交点数の理論
・有理曲線とは
・代数曲線のd次曲線の例
・クレモナ変換の重要性
・ネーター公式
・加法公式(小平次元のファイバー空間における)
・極小モデル
・対数的微分形式
・最新の話題
を講義していただきました.

今回、講義ノートはありません.

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